プラスチック製品は、いったいどのような方法でつくられているのでしょうか。射出成形では、以下の工程によってプラスチック製品が完成します。射出成形機の仕組みとともにご案内します。
射出成形機の仕組み
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- 金型
- プラスチックの製品の形に空洞が開いている鉄のブロック、ここに溶けた材料を流し込み、成形品を作ります。
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- 加熱シリンダ
- プラスチック材料（ペレット）を加熱、溶融し、圧力をかけて金型に流し込む装置。
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- ホッパ
- ペレットと呼ばれる、米粒状のプラスチック材料を入れておくタンク。
工程
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1.溶かす（溶融）
米粒状のプラスチック材料を、加熱シリンダの中で加熱（200～300℃）し、水アメ状に溶かします。
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2.流す（射出）
溶けた材料を、ちょうど注射器のように圧力をかけて金型の中に流し込みます。
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3.固める（保圧・冷却）
金型内に流し込まれたプラスチックが固まるまで、数秒から数分、圧力をかけたまま冷却します。
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4.取出す（型開き・製品取出し）
製品が固まった後、金型を開いて成形品を取り出します。
